気配が見えるキャンパス
大学キャンパスの入り口に位置する、教室・研究室・講堂を含んだ新校舎です。 キャンパスは武蔵野の丘陵の、河岸段丘が切れ込んだ位置にあり、 近くには川が流れます。この豊かな水を頼りに縄文時代には集落があり、キャンパス内には、縄文遺跡が眠ります。このかつての、水を頼りに人が集まるイメージを、キャンパスの風景に展開できないかと考えました。

校舎の凹凸の襞をつくり、庭を入れ込み、 校舎内部の人の動きや存在が外に伝わる、人の気配のある場を計画しました。 校舎から校舎へ渡る内外の人の動きや校舎の中での人の動きが外部に伝わる様に。 さらに、水は白玉砂利で模し、奥から手前に、流れてくる水の中を渡るように。

キャンパスの入り口、バスロータリーであった場所に、 学生が集う学びの環境であることが感じられ、樹々と人の景が重なる、そんな風景を目指しました。
業務範囲:基本計画・基本設計・実施設計・監理。日本設計にて担当。跡見学園女子大学
